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神の雫の箴言 [コト]

最新号の週刊モーニングの人気漫画『神の雫』で、ステルスマーケティングに警鐘が鳴らされた。

主人公神咲雫の好敵手、遠峰一青の科白に注目!

ふたつのレストランの対決の勝敗を審査するに当たって、

『そもそもグルメサイトとはなんでしょう? 無数にあるレストラン選びの参考になる便利なものではあります。』『しかしそこで書かれているお客様たちの声は必ずしもフェアではない。なぜなら顔も名前もわからない誰かの無責任な言葉でしかないからです。』

『本当に自分の感覚に自信がありそれを公然と主張したいのであれば、グルメサイトであっても名前も顔も出して語ればいい。今私がこうして皆さんの前で語ったように。』(都度出された料理とワインにコメントをしていた)

『しかしそんな私の意見でさえ私の主観でしかない。100人のお客様が訪れれば100人の評価がある、それがレストランです。星を並べて評価したり、個人で写真を載せて評価するのもいいでしょう。そういうレストランの見方を否定するつもりはないが、感動を書き記したいと思うのは理解できても貶める必要があるのでしょうか?』

『しかもそれを不当に利用して客を集めようとする業者がはびこり始めた今、必要なのは自分自身の感覚や顔の見える親しい人物の声を信じて、匿名の意見とは一線を画してレストラン選びを楽しむ心構えではないでしょうか』

まさにその通り、自分の感性で自分の言葉で正当な評価をしたいと思います。

奇しくも本日の『たけしのニッポンのミカタ』というテレビ東京の番組ではランキングに左右される日本人の実態を浮き彫りにしておりました。


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